新年のご挨拶

 謹んで新春のお慶びを申し上げます。

 昨年中は私どもの事業遂行に多大なるご支援ご協力を賜りましたことに心よりの感謝と御礼を申し上げます。

 昨年は新型コロナウイルスの感染拡大が続いた一年でした。この影響により、経済活動が停滞するとともに、国民の生活が大変な我慢を強いられる事態となりました。海の京都地域においても同様に多くの業種で厳しい状況が続きました。観光業は夏以降、宿泊業を中心に順調に推移してきましたが、12月中旬に至り、コロナ感染者および重症患者の急拡大により「GoToトラベル」の一時停止措置や外出自粛要請により、「海の京都」の観光にも先行き不透明感が出てきております。

 「海の京都DMO」は、広域観光地域づくりを総合的に推進する目的で設立され、本年5年目を迎えることになります。
昨年は「海の京都DMO」が将来も持続可能な組織として運営できるよう中期経営戦略計画を策定しました。また、観光庁が公募した「重点支援DMO」(全国32法人)に選定されました。本年は、観光庁の支援を受けつつ観光による地域のブランド化と、「地域が稼ぐ」仕組みづくりに取り組み、「海の京都」が世界に認められる観光圏域となることを目指すこととなります。

 コロナ禍、「海の京都」に必要なことは、地域住民にとっても観光客にとっても安心・安全な地域を維持することだと考えます。

 インバウンドの本格回復は当分の間望めませんが、本年取り組むべきことは沢山あります。感染症対策の徹底をはじめ、マイクロツーリズムの推進、オウンドメディア「海の京都Times」の発信、バーチャル体験ツアーの造成、インバウンドローカルガイドの育成、オンライン商談会の開催、各種キャンペーンの実施等々、前向き、かつ積極的に取り組んで参ります。

 本年も引き続きご支援、ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

海の京都DMO 社長 森屋松吉

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