吉岡酒造場
木槽で絞る昔ながらの酒造りが自慢の、地元に愛される小さな蔵。
寛政元年、1789年創業。現在は、八代目蔵元吉岡直昭さんが杜氏を務める小さな酒蔵。蟹で知られる間人や網野町などの浜から近く、酒はすべて海の幸と相性バツグン。仕込み水には、硬水である金剛童子山の伏流水を使用するため、どれも日本酒度では辛口〜大辛口であるが、辛口の印象よりはやや甘さが感じられる。京都市内の料亭でも料理に合うと好評で、購入も市内数箇所で可能。しかし、アルコール度数20度もある原酒や古酒の販売は、蔵元限定。醪を手作業で絞る、古い道具「木槽(きぶね)」に残った、酒の風味たっぷりの酒粕も見かけたら手に入れたい。近くには、明智光秀が奉納したと伝わる石灯籠が残る溝谷神社があり、合わせて訪れたい。
- TEL
0772-65-2020
- 住所
京丹後市弥栄町溝谷1139
- 営業時間
9:00〜18:00
- 定休日
不定休
- アクセス
山陰近畿道京丹後大宮ICから車で約15分 京都丹後鉄道峰山駅より丹海バス、溝谷バス停から徒歩約30分、外村バス停から徒歩約2分