【ふるさと納税】幾久しく変わらぬ風景の中で、昔ながらの米づくり(田舎家そらしど)
昔ながらの田園風景や里山の自然が残る綾部は、豊かな水や肥沃な土地に恵まれ、良質なお米を育てるのに適した風土。米どころとしての認知度が高まりつつあります。綾部に移住し、地元の米や食材に新たな可能性を見いだし、チャレンジを続ける人たちを追います。
幾久しく変わらぬ風景の中で、昔ながらの米づくり【田舎家そらしど】
田舎家そらしどがある西坂町は田園風景が美しい農村地帯で、古くから農業を生業として発展してきました。森嶋麻衣さんは住まいがある福井県高浜町から毎日通いながら、田舎家そらしどを経営しています。拠点にしている築100年の農家は麻衣さんの祖父母の家で、彼女にとっても幼い頃からの思い出が詰まった大切な場所。
約6ヘクタールある広大な農地は400年続く農家として一家が耕し続けてきた土地でもあります。
この場所を守るため、麻衣さんが始めたのが昔ながらの農業。「家族のために安全なものを必要な分だけ作ればいい」と、農薬や化学肥料に頼らず米づくりをしてきたおじいさんを見て育った麻衣さんにとっては自然な選択でした。
農薬を使わない米づくりは夏場の大半を除草作業に追われます。ぬかるんだ田圃を重量のあるチェーン除草機を引いての作業には数時間かかることも。それでも、こうした重労働に応えてくれるかのように、手を掛けるほど米の収穫量は上がり、味も良くなるといいます。
自家製の野菜や果物は、管理栄養士の資格をもつ麻衣さんが加工品として開発、製造を担います。
「天然育ちジャム」に使うのは農薬不使用の果物や野菜で、梅や桃、柿などの果樹は祖父母が自分や家族のために植えたもの。
収穫量は少ないですがひとつひとつを丁寧に管理し、旬の一番美味しい時期に収穫してジャムにしているので素材の良さが生きています。
春は「梅」「苺」「すもも」から始まり、夏は「ブドウ」「人参」、秋は「生姜」「柿」、冬は「キウイ」「柚子」「みかん」「人参」と種類も豊富。一瓶がちょうど良い量なので、いろんな味を食べ比べるのも楽しい。
「京都中丹いち推し商品」にも選ばれた「おかずソース」は、ざく切りにした京野菜、万願寺とうがらしをたっぷり使った特性ソース。ご飯やパンに乗せて食べたり、お肉や魚に混ぜたり、炒めたり、と幅広く活用できるのが人気の秘密です。
ジャムやソースに使用する人参やイチゴ、万願寺とうがらしといった野菜や果物は不耕起栽培にこだわっています。これは農地を敢えて耕さず、野草や虫、微生物など自然の力を借りながら育てます。大量生産はできませんが、逞しく育った野菜は味が濃く栄養もたっぷりです。
最近は、昔ながらの農家の生活を伝えたいと、都会に住む人たちに向けた田舎体験もはじめました。(要予約)田圃での田植えや収穫はもちろん、今ではほぼ見ることのなくなった足踏み脱穀や玄米を瓶に入れて精米する籾摺りなど、古くからの農家だからこその体験ができます。
収穫したお米を土間に残る“おくどさん”に薪をくべ、炊きたてを食べる体験も。他にも、山で剪定した枝で燻製を作ったり、味噌を仕込んだり。この土地にくらす人たちの知恵や工夫が詰まった日常に触れることができます。それは便利とは対極の暮らし方ですが、その価値を分かる人たちと、自分たちの生活の延長を共有しあえたら、と考えています。
「家に残っていた古い写真を見たら、今とまったく同じ風景が広がっていた」と目を輝かせて伝えてくれた麻衣さん。この風景をいつまでも、幾久しく、家族の笑顔とともに守っていく覚悟をのぞかせます。
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